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★ いじめの芽を摘む

 「いじめは反社会的な行為として絶対許されない」「いじめを見て見ぬふりをする者も加害者である」……、こんなスローガンを並べるだけではいじめは無くなりません。

 私達大人、教育現場そして子供達には具体的な方法論が必要です。

 さて、アメリカは具体的な方法論を開発することにかけては天才的です。専門家が調査と研究を重ね、人権の概念を教え、いじめや暴力に対処する方法、コミュニケーション技術や怒りの衝動やストレスをコントロールするための教育方法がすでに確立されています。

 Social Skill、Life Skillといった教育プログラム、子供への暴力防止(CAP)プログラムなどがそれです。

 Social Skill について(英語):NASP Center
 http://www.nasponline.org/resources/factsheets/socialskills_fs.aspx

 子供への暴力防止(CAP)プログラム、ライフスキル教育について(日本語)
 http://members.jcom.home.ne.jp/i-network/cap.htm

  CAPセンター http://www.cap-j.net/
  ライフスキルのページ http://www.ask.or.jp/lifeskill/


 例えば、公立のキンダーガーテン(5歳/幼稚園年長に相当)に通う子供達の授業にも、既にSocial Skill が授業の中に多分に盛り込まれています。

 この年齢でのSocial Skill では、例えば表情と感情の関係や、状況に応じて感情は変化すること、どんな状況でどんな感情が生まれるかを予測すること、グループのルールを守ること、他の人の話を聞くことといった内容が中心。これを様々な場面で折に触れて指導されます。感情が爆発しそうになったら、深呼吸をして心を落ち着かせる、という基本的な技術も教えられます。


 内容は年齢によって変わっていきます。こちらには、中学生のための多岐にわたったSocial Skill の学習項目が並んでいます。
 http://www.cccoe.net/social/skillslist.htm


 Social Skill、Life Skill、CAPプログラムの内容をよく読んでみてください。子供達や教育現場だけでなく、大人の社会でも必要なスキルであることがお分かりになると思います。

 あまりに当たり前のことで、改めて教えるまでもないことだと思われた方は、頭で理解していることが実際の状況で実行されているか、活かされているか、じっくり観察してみて下さい。

 ----- 日本の社会を変える鍵の一つがここにあります。




☆ いつになく長くなりました。というのも、私自身はいじめ問題には非常にこだわりがあるから....、いじめを受けた経験があるからです。


 いじめを受けたとき、幸い、私にはいじめる側の心に原因があることが見て取れましたし、毅然とした態度と自尊心は決して捨てませんでしたから、いじめは長期化はしませんでした。

 1、2週間に渡った騒動が終わった後、周囲の人には私がすんなり元の生活に戻り、気丈であることにほっとしたことでしょう。ですが、いじめの後しばらくは自分が分厚いビニル袋に何重にも包まれたように、世界が遠く色を失って感じられました。フラッシュバックが消えるまでは、さらに数年かかりました。自分はあるがままでいて良いのだと心の底から納得して理解したのは、30歳を過ぎてからです。

 そして、こうして自分の思いを文章にまとめたことによって、二十数年間、抱えてきた一つの重荷を手放すことができたようです。時々湧き上がってきた感情に涙することは、おそらく、もう、ないでしょう。



 以前、読者の方からのコメントに、私が書く記事に「使命感のようなものさえ感じます。」とのお言葉をいただいたことがあります。

 こうして、メルマガやブログを5年間も書き続けてきた私に、もし何か使命感のようなものがあるとすれば、数々の人種や宗教、文化、習慣が入り乱れるアメリカを紹介することで、また日米の違いを対比して何かを考えてもらうきっかけを作ることで、より多くの人に「人の多様性」について考えてもらいたい、という思いが書き続ける力の源の一つだと言えるでしょう。

 他の人とは違う自分を認め、他人を認めることが、いじめの芽を摘むための第一歩だからです。


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2009/09/05(土) | 教育・学校・キャリア | トラックバック(0) | コメント(0)

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