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★ 健康保険

 大きな怪我や病気をして治療を受けるとなると、かなりまとまった額の治療費がかかります。いざという時の安心のために、健康保険は生活に欠かせないものですね。

 福利厚生がしっかりした会社などにフルタイムで勤務すれば、例えば、保険料の半額を雇用側で補助してもらった上に、なかなか条件の良いプランに加入できます。特に大きな会社や大学・組織であれば、健康に関する相談窓口や講演会、果ては無料のプールやジムまで、保険会社がスポンサーになって提供される場合もあるのです。

 ところが、このような福利厚生の恩恵にあずかれるのは、1週間に40時間勤務しているようなフルタイムで働く人に限られる場合が多いです。パートタイム勤務ではまず無理です。そして、アメリカで個人的に健康保険に加入するとなると、保険料は非常に高額になります。

 そうなると、パート勤めで収入が低い人の中には、保険料が高すぎて健康保険に加入できない人が出てきます。健康保険に全く加入していない人は全米に15.7%。6-7人に一人が無加入ということになります。州によっても差があり、2004年、最悪の州はテキサスで25%、最良の州でミネソタ州の8.9%の人が無加入です。不況ともなると、この数字はさらに上昇します。

 保険がなければ、病院で診察を断られても不思議はありません。もし医者にかかったとしても、多額な治療による出費に耐えられないかもしれません。薬が買えないかもしれません。健康診断も受けないでしょうから、予防や早期治療で克服できるはずの病にも手がつけられません。

 そんな状況にならないために、きちっと教育を受けてフルタイムの良い仕事に就くのはアメリカ人にとって非常に大事なことなのです。


☆ 最高の医療技術を持つ先進国アメリカでありながら、きちんと医療を受けられない状況というのは、日本の普通の医療の状況しか知らない私たちの想像を超えます。

 私はどうしたわけか、いつも必ず掃除のおじさん、おばさんと仲良しになっちゃうのですが…。テネシーの大学に勤めていたある日、いつも挨拶を交わすアフリカ系のおじさんが頬に数センチの切り傷を作ってきました。数日後、休憩中の彼を見かけた時、彼は同僚のアフリカ系のおばさんに頬の傷から膿を押し出してもらっていました。

 病院には行ったようですが、膿がたまったら時々押し出すように医者に指示されたそうです。傷を縫うどころか、抗生剤も使っていなかったんですね。消毒液と抗生剤入りの軟膏と、消毒したガーゼがあるから使いなさい、と救急箱を持ち出したものの、彼は受け取りませんでした。人のものに手を付けたと疑われるのを恐れたのかも知れません。…目眩がしました。

 そんな状況を改善すべく、今、健康保険制度の改革が急がれているというわけなのですね。



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2009/08/02(日) | 医療・健康 | トラックバック(0) | コメント(2)

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ぐーす

『記事を読ませていただきました!』

とても興味深い記事をいろいろと書かれており、ブログを読ませていただきました。

健康保険は、低所得世帯 (世帯所得に対して必要な支出を差し引いた金額がほとんど0に近い)の世帯の場合、未成年者はMediCareという政府の保険でカバーされます。 そのため親だけが無保険状態となる場合があり、これらの人たちが無保険者の割合を大きくしているのではないでしょうか? これをよしとするか、良くないとするか微妙ですが。
ただ、低所得者向けの援助を受けられない人たちも(たとえば不法滞在者、合法であってもビザによる滞在者など)かなりの数になりこれらの人たちを含む?含まない どちらの計算なのか不明ですね。

またきます、よろしくお願いします!

2009/08/02(日) 21:23:25 | URL | [ 編集]

US万次郎(タイ次郎)

『初コメント、有難うございます!』

ぐーすさん

当ブログの記念すべき初コメントです! 有難うございます。

この回で取り上げた調査結果は、数字を見慣れた方にはちょっと痒いところに手が届かない所がありますが、残念ながら、ネタ元にも詳しい調査方法などは掲載されていなかったです。

ぐーすさんは、子供だけは政府の保護で保険がカバーされるので親の無保険者が増えるのでは、と懸念されていらっしゃるようですが、おそらく(私の推測ですが)順序が逆で、どうにも健康保険に加入できない経済状況の家庭が無視できない数あって、それに対する施策として子供だけでもカバーする、ということになったのだと思います。

やはり、経済状況などが許すなら、、、、出来るものなら健康保険には加入しておきたいと思う気持ちは誰にでもあると思うのですよね。

今後とも、このブログをどうぞ宜しくお願いいたします!

2009/08/17(月) 02:34:54 | URL | [ 編集]

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